ノードタイプとスロット

設定が増えてくると、一人の人物についての情報もあちこちに散らばり、年齢ひとつ確かめるのにメモをひっくり返すことになります。ワールドでは、人物・場所・勢力といったノードタイプが書き込む欄、つまりスロットを決め、そのタイプのノード(人物一人、場所一か所)がすべて同じ欄を埋めます。だから、どの設定もいつも同じ場所で見つかります。

たとえば「登場人物」タイプに「職業」プロパティと「性格」セクションを置けば、ヴィンセントもラオンも同じ場所に職業と性格を書きます。ノードごとに、その欄に自分の値を入れるだけです。

ノードタイプを作る

ワールドは空の状態から始まります。

  1. 作品に合ったノードタイプを自分で作るか、エージェントに作ってもらいます。
  2. 作るときに種類を選びます。関係を図で見るグラフタイプと、順番に並べるボードタイプがあります。
  3. 原稿や会話をもとにワールド整理を実行すると、人物・場所・設定がふさわしいタイプのノードとして整理されます。

スロットを足す

スロットは二種類です。年齢・職業のような短い事実を書くプロパティと、背景・経歴のような長い文章を自由に書くセクションです。

  1. ノードの⋯を押し、スロットの下のプロパティ ›かセクション ›を選びます。
  2. プロパティなら、値の種類を一般・数値・選択・ノード関係から決めます。

足したスロットは、ヴィンセント一人ではなく、そのタイプのすべてのノードに一緒に作られます。

設定をふさわしい欄に書く

同じ人物のことでも、あとでどう探すかが違えば、書く場所も変わります。年齢は表で見比べ、性格は文章で読み、何章で何が変わったかは順を追って見ていきます。最初から決まった場所に書いておけば、探すときにどこを見ればいいかがはっきりします。

  • 短い事実 — ヴィンセントの年齢・職業・所属のように、表で見比べる値はプロパティに書きます。
  • いつでも成り立つ長い文章 — 「口数が少なく義理堅い」のように、外見・性格・背景のうち物語のどこでも変わらないことは、セクションの本文に書きます。
  • 物語が進むにつれて変わったこと — ラオンが実の兄だと知る出来事のように、何を得て、失い、知ったかは、そのセクションのセクションの展開に物語の順で積み重ねます。
  • 章によって変わる短い値 — 途中で変わる年齢・所属・支配者は、上書きせずにプロパティの開始・終了を付けます。
  • ノード同士の関係 — 家族・所属・ライバルは関係プロパティでつなぎ、グラフの線にします。

別の呼び方でも見つかるようにする

本文でノードをあだ名や略称で呼んでも同じノードだとわかるようにするには、検索キーワードを登録します。

  1. ノードの⋯で検索キーワードを選びます。
  2. を押して、あだ名や略した呼び名を書きます。

登録したキーワードは、検索とエージェントの両方が使います。

ほかのノードにリンクする

セクションの本文に[[と入力して、ほかのノードにリンクします。ノードのバックリンクには、ほかのノードの本文がこのノードにリンクしている箇所が集まります。

設定が出てきた場所に戻る

ワールド整理が入れた設定には、根拠になった原稿の箇所や会話が出典として残ります。「これ、どこで決めたんだっけ?」と思ったら、その場所にすぐ戻れます。

  1. プロパティやセクションの横にある小さなチップを押します。原稿なら 07のようなページ番号、文書ならページのアイコン、会話ならチャットのアイコンです。
  2. 出典パネルで、どこで、誰が、いつ入れたかを確かめます。
  3. 名前を押すと、その場所が開きます。

ノードを最後に見たあとで新しい出典が付いた欄には、名前の前に点が付くので、新しく入ったものがひと目でわかります。

  • 数値プロパティは、範囲やおおよその値で書いたり、単位を付けたりできます。
  • 複数のプロパティをグループにまとめられます。
  • スロットを削除すると、そのタイプのすべてのノードから一緒に削除されます。削除したスロットを元に戻す方法は履歴と復元で説明しています。
  • 会話で決めたことを書いた段落にはチャットの印が付き、出典パネルの会話の行からその会話を開けます。
  • ワールド整理が段落を書き直しても、先に付いていた出典は残ります。

よくある質問

登場人物はどう整理すればいいですか?

「登場人物」のようなグラフ型のノードタイプを作り(エージェントに頼んでもかまいません)、人物一人をノード一つにします。役割・年齢・外見のような短い事実はプロパティに、背景のような長い文章はセクションに、物語が進むにつれて人物が変わっていくことはそのセクションの展開に書きます。ヴィンセントとラオンのように人物同士を関係プロパティでつなぐと、そのタイプのグラフが人物相関図になります。