エージェントツール
作品が長くなるほど、エージェントに頼むたびに、どのページの何を見ればいいのかを指し示すのが負担になっていきます。エージェントツールがあるので、エージェントはスペースの中の原稿・文書・ワールドを自分で探して読み書きでき、草稿・添削・校正・校閲・ワールド整理のような大きな作業は、その作業だけを受け持つサブエージェントに任せて結果を見せます。
エディタのボタンやチャットでの依頼から作業を始めると、サブエージェントが処理した結果が提案として表示されます。提案をすぐに反映するか承認を経るかは、編集権限で選びます。(編集権限)
探して読んでもらう
「ヴィンセントがラオンに初めて会った場面を探して」のように頼むだけです。エージェントは質問に答えたり文章を書いたりするときに、必要なページやノードを自分で探して参照するので、長い作品でも毎回文脈を添える必要はありません。
いま見ているページを把握したうえでそこにとどまらず、必要ならページの検索・読み込み(page_find・page_read)やワールドノードの検索・読み込み(world_find・world_read)でさらに探して読みます。本文に付いた未解決のコメントを読んだり(comment_read)、ページ1つや複数の章にまたがる範囲の文字数と単語数を数えたりもします(page_length)。
ウェブで調べてもらう
最新の情報や資料の調査が必要なときは、エージェントがウェブを検索し(web_search)、調べた内容と参照した出典を示してから答えに使います。
草稿を任せる
草稿サブエージェント(page_writer)が、執筆プランのカードのプランどおりに草稿を書きます。カードでプランを直し、そのまま書くで執筆を始める流れはアウトラインと草稿で説明しています。
添削を任せる
添削サブエージェント(page_editor)が文章を丸ごと読み、直したほうがいい箇所を指摘します。
- 添削を頼みます。
- 直したほうがいい文に下線とコメントが付き、書き換え後の文が提案されます。
- 提案ごとに、元の文を残すか提案された文に置き換えるかを選びます。まとめて反映することも、すべて元に戻すこともできます。
本文にコメントを付けておいてから「コメントどおりに直して」と頼むと、エージェントが未解決のコメントを読み、それに合わせて添削します。
校正・校閲を任せる
校正サブエージェント(fix_spelling_grammar)が、ページ全体の誤字、文法、不自然な表現をチェックします。
- チャットで「第1章を校正して」と頼みます。ページごとに1行ずつ進み具合が表示されます。
- 行の右端の開くを押すと、最初の校正箇所へ移動します。
- 基本的な誤字・文法の誤りは赤、不自然な表現はグレーで表示されます。提案ごとに付いた短い説明を確かめ、反映するか無視します。
- まとめて反映するときは、校正(N)を一括反映を押します。
途中で止めるときは中断を押します。数秒以内に止まり、エディタの上のバーも一緒に閉じます。直す箇所を確かめて反映する流れは校正・校閲で説明しています。
ワールドに整理してもらう
ワールド整理サブエージェント(world_writer)が、会話と原稿から人物・場所・設定をワールドノードに整理します。整理を任せる方法は3つあります。
- すぐに入れる:「ラオンはヴィンセントの兄だよ。ワールドに反映して」のように、ワールドに入れてほしいと頼むと、その答えの中ですぐに整理します。
- 答えの下で選ぶ:エージェントに新しい人物・場所・ルールを考えてもらうと、答えの下のワールド待ちに保存しますか?の行に、提案ごとにチェックボックスが表示されます。選んだ提案は待ちに追加で入れておくか、すぐに整理するでその場で整理します。
- ワールド待ちから:会話の中でついでに決めた設定や、書いたり取り込んだりした原稿のうち、まだワールドに入っていないものは、チャット入力欄の下のワールド待ちにたまります。整理するで入るものを確かめ、整理を始めます。
「ワールド待ちに何がある?」「その項目は外して」のように頼むと、エージェントがワールド待ちを読み、項目を外します(world_backlog)。詳しい流れはワールド整理で説明しています。
ページとフォルダーを整理してもらう
「設定フォルダーの名前を『世界観』に変えて」「この文書を原稿の最後の章として加えて」のように頼むと、エージェントがページ・フォルダー整理(structure_writer)でそのとおりに処理します。フォルダー・文書ページ・原稿・章と、章の中のページを作成し、名前を変え、移動し、削除します。すでに書いた草稿をほかのページや新しい章に入れる作業も、エージェントがこのツールで行います。
編集権限が承認を得るなら、変わるものが1行ずつ書かれたカードがまず表示され、承認するとそのまま適用されます。適用した結果も、チャットに1行ずつ残ります。
ページを以前のバージョンに戻してもらう
「あのページを今朝の状態に戻して」「さっき書いたのを元に戻して」のように頼むと、ページ復元(page_version_restore)が、ページを履歴に保存された以前のバージョンにまるごと戻します。一部分だけを変えたいときは、添削を頼みます。
置き換えられた内容も新しいバージョンとして残るので、復元した結果が気に入らなければ、同じ方法でもう一度戻せます。
キャンバスを描いてもらう
「ヴィンセントとラオンの相関図を描いて」のように頼むと、キャンバス描画サブエージェント(canvas_writer)が、ワールドノードと指定したページをもとにキャンバスを描きます。ワールドノードはノードカードとして置かれ、ノード同士のつながりはコネクタになります。ほかのサブエージェントと違い、提案を経ずにすぐに描きます。
執筆スタイルとエージェント文書を書いてもらう
執筆スタイルは執筆スタイルサブエージェント(writing_style_writer)が、ガイドライン・ワールド背景・ワールド整理ルールはエージェント文書サブエージェント(system_doc_writer)が書きます。エージェントが答えに更新するボタンを出したときに押すと、いま話した内容がこれらの文書に反映されます。
エージェントが参照したものを確かめる
- 答えで:エージェントが読んだものは、答えの上にワールド、原稿を参照 ⌄のように1行にたたまれています。開くと、読んだものが1行ずつ表示されます。(会話する)
- ワールドで:ワールドノードの画面で、整理された設定の横の出典を押すと、その設定のもとになった原稿のページや会話へ移動します。
よくある質問
エージェントはずっと前の章の内容も参考にしますか?
はい。エージェントは依頼に必要な章をそのつど開いて読むので、前の章も参考にします。「12章でラオンが言ったことを確かめて」のように何章かを伝えると、その章をすぐに読みます。前の章で決めた人物や設定をワールド整理でワールドに入れておけば、章を開き直さなくても草稿や答えに引き継がれます。